海外で、2型糖尿病などの生活習慣病の予防に着目した、歩数や運動量、食事、睡眠、血圧、体重体脂肪、血糖値などを測定し記録する簡易モニタリング機器を使ったサービスが増えている。身につけて持ち歩ける携帯電話よりも軽い小型デバイスを使い、歩数などの運動を測定、歩行距離・速度・心拍数などの記録を送信し、指導者から電子メールなどで実行(TO DO)支援やアドバイスを得るという内容が多い。 デバイスは小型化され精度を増しており、1日、1週間、1ヵ月、1年と期間を設定し記録、ウォーキングの歩数や運動量、体重の増減、食事、食欲、睡眠のリズムなどを、パソコンでグラフや図などデータで管理するサービスが出ている。過去のデータと比較することで、利用者が自分の体の状態を把握しやすくなるほか、送信データに対する評価やアドバイスが即時に帰ってくるなど、利用者の意欲を高めるためのサービスを充実させている。モニタリングによっ