苦しかった就職・転職活動が終わり、志望する企業に入社できた。「さあ、これから頑張ろう」と思って働き始めた矢先に、先輩社員の態度や職場環境などに違和感を覚える。そう、あなたが就職したのは実は“ブラック企業”だったのだ。 ブラック企業は組織の「ブラック」の度合いが高ければ高いほど、入社希望者に対して実態と正反対の「いいイメージ」を植え付ける。そのやり方は実に巧妙だ。そのため、場合によっては、いくら注意を払っても見抜けない。 では、もし、入社後に勤務先がブラック企業とわかったら、どうすればいいのだろうか。安心してほしい。たとえ入社後であっても、ブラック企業に取り込まれないようにはできる。その対処法をお教えしよう。 「どの会社にもある」と「要注意」を見極める 新卒で正社員経験がない人の場合、当然だが「組織の正社員として働く」というのがどういうことか、判断する基準を持っていない。 そのため、入社後に