新インフラとして登場したソーシャルデータベース 次に内藤氏が説明したのは、ソーシャルデータベースについてだ。「今までデータベースといえば、閉じられた世界で構築されていた。それが、今ではデータベースは公開されたものとなり、皆で作り上げていくものになりつつある」と内藤氏。同氏はその一例として、ブックマーク共有サービスのdel.icio.usや、写真共有サービスのFlickr、動画共有サービスのYouTube、辞書を共同で構築するWikipediaなどを例に挙げた。 「インターネット上の不特定多数のユーザーからデータを集めることで、データベースが構築できる。データを集めるための仕組みさえ提供すれば、立派なデータベースができあがるのだ」(内藤氏) そのデータベースの仕組み、つまりCGM(Consumer Generated Media)を作るための方法として、内藤氏は「ポスト」「クリップ」「クロー