Anonymous Coward曰く、"毎日新聞のサイトに「グーグル検索:「知」結集で価値評価し大躍進も事実の見極めも必要」という記事が出ている。Googleの検索能力が高く評価されていることを紹介しつつ、その問題点を懸念して見せた記事だ。 Googleの検索結果表示の優先度が被リンク構造を元に計算されていることについて、「皆がリンクするページは良い」という考え方だと紹介する一方、国立情報学研究所の大向一輝助手と高野明彦教授の声を紹介し、学術論文ならば学会で優劣が問われるところ、Webには権威による評価が存在せず、「素人が持ってきた物を素人が論評し素人が見るという構図」だとしている。 また執筆記者の経験談として、「自分が取材したある事件について検索したところ、事実誤認の情報を基にした論評が結果の上位に表れた」ことを挙げ、「報道機関をはじめ独自情報を抱える側は、こうした「グーグル的な情報の価