まず、告知。あがた森魚さんらのトークは、用事があって行けず残念。 アトリエ空中線10周年記念展 インディペンデント・プレスの展開 アンデパンダン=自主独立な画家・作家たちのインディペンデント出版作品集を独創的な造本で制作しつづけて高い評価を得る間奈美子主宰の〈アトリエ空中線〉。その孤高の活動の10周年を記念して、全制作書籍・約120点を一挙展覧します。書籍それ自体が作品であり表現である自主制作出版のあり方を模索しつつ、作家たちと向き合いながら、編集・造本・組版・印刷製本設計・配本まで一貫して取り組み、内容にふさわしい本の形を一つひとつ送り出してきたアトリエの全貌が初めて明かされます。 書籍の大量生産・消費に抗して19世紀末イギリスに始まった「プライベート・プレス」運動、20世紀現代美術の世界で生まれた「リーヴル・オブジェ」「アーティスト・ブック」、詩集と詩画集を中心に大正期以来、脈々と受け