民主主義の革命―─ヘゲモニーとポスト・マルクス主義 エルネスト・ラクラウ(1935-)+シャンタル・ムフ(1943-)著 西永亮+千葉眞訳 ちくま学芸文庫 2012年11月 本体1,600円 文庫判並製432頁 ISBN978-4-480-09494-0 カバー紹介文より:新自由主義が台頭し、経済のグローバル化が進展するなか、政治的シニシズムが蔓延し始めている。こうした状況下で、新たな「政治的想像力」はいかにして可能か。本書はグラムシの思想のほか、ラカン、デリダといったポスト構造主義を摂取し、階級や革命的主体概念に依拠する古典的マルクス主義を脱構築、新たなヘゲモニー概念を提起したポスト・マルクス主義の記念碑的著作だ。反核運動や性的マイノリティ、フェミニズム、エコロジー運動など新しい社会運動と労働闘争との「接合」が必要と説く本書は、「ラディカルで複数的なデモクラシー」を構想するための必読書で
![注目新刊:ラクラウ+ムフ『民主主義の革命』ちくま学芸文庫、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/82243ce88097b80721166b1efd435edbd658d982/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201211%2F04%2F05%2Fa0018105_234236100.jpg)