米カリフォルニア州サンフランシスコで開かれたメディア・イベントでのアップルのロゴ(2015年9月9日撮影)。(c)AFP/JOSH EDELSON 【10月23日 AFP】中国・上海(Shanghai)にある米アップル(Apple)の下請け工場で働く従業員らは、トコジラミがはいまわる、かびだらけの社員寮にすし詰め状態で住まわされているとする報告書が22日、中国の労働権利団体「中国労工観察(チャイナ・レイバー・ウオッチ、China Labor Watch)」により発表された。 同団体による潜入調査が行われたのは、台湾系企業ペガトロン(Pegatron)が上海で運営する工場。今回の報告は、アップルの下請け企業の施設における劣悪な条件を指摘した一連の報告の中で最新のもの。「低賃金、長時間労働、無償労働、職場の安全の乏しさ、劣悪な生活環境などが根強く存在し、法的、倫理的な労働権の侵害がみられる」と