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2017年8月24日のブックマーク (2件)

  • Tsugami Toshiya's Blog

    書は1920〜1930年代の広東省で、中国共産党が如何に軍隊を組織していったのか、それは当時の広東社会との、どのような関わりの中で行われたのか、を研究した学術書である。著者は東北大学大学院法学研究科の阿南友亮准教授、名前を聞いて「もしや」と思う方も多いだろう。阿南惟茂元中国大使のご子息である。 実証アプローチ 書は足で稼ぐ実証アプローチを最大の特徴とする。著者は当時の文献を豊富に収蔵する広東省档案館(ダンアングァン)を始めとする現地のアーカイブに幾度も足を運んで、当時の実情を赤裸々に語る共産党内部文件を丹念に漁った。また、共産党と軍隊の組織化の舞台であった広東省の農村地帯にも足を運んだ(書中に写真・地図多数)。このアプローチには同じく研究者である母君の薫陶があるのかもしれない。 共産党の档案館で、外国人が共産党内部文書を閲覧できるのか? もちろん研究者だから許されるのだろうし、思想

    nizimeta
    nizimeta 2017/08/24
    “書評:「中国革命と軍隊」 阿南友亮著”
  • 慶應義塾大学出版会 | 中国革命と軍隊 | 阿南友亮

    nizimeta
    nizimeta 2017/08/24
    “共産党は、実際には近代的な軍隊ではなく、社会に内在した伝統的武力を中心にして容易に軍隊を形成し革命を行なったという仮説を、広東省を中心とした共産党内部文書および他地域の研究の分析から丹念に導き出し”