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ブックマーク / www.shin-yo-sha.co.jp (7)

  • 978-4-7885-1344-0.htm

    自然法則に支配され,運に翻弄されているかに見える人間。意のままにならないこの世界で,われわれはどこまで自由なのか。「私」という不完全な行為者の意思,責任,倫理を問い直し,生きることの核心へと切り込む行為の哲学入門書。 ◆書評 2013年9月8日、山梨日日新聞 2013年12月29日、朝日新聞、萱野稔人氏評 それは私がしたことなのか――目次 はじめに 第1章 行為の意図をめぐる謎 1―1 「手をあげる」―「手があがる」=? 1―2 出来事を引き起こす心の働きとは何か 1―3 意図をめぐる問題―そもそも意図とは何か 1―4 機械の中の幽霊―ライルによる物心二元論批判 1―5 機械の―「心→脳」と巻 1―6 決定論を支持するかに見えたる一科学的な知見の検討 コラム・ 心身問題の行方 第2章 意図的行為の解明 2―1 意図と信念の諸特徴 2―2 心をめぐる「一人称権威」は何を意味するのか 2―3

    978-4-7885-1344-0.htm
  • 現代存在論講義 II:物質的対象・種・虚構 - 新曜社

    目前の机のような「中間サイズの物質的対象」,生物・物質・人工物の「種」,現実世界と事物のあり方が異なる「可能世界」,小説のキャラクターといった「虚構的対象」についての四講義を所収。論理学を武器とする現代存在論の格入門書,各論編。 現代存在論講義 ・――目次 序 文 I巻のおさらい II巻の内容について 第一講義 中間サイズの物質的対象 1 物質的構成の問題 1.1 二つの相反する直観 1.2 粘土の塊と像 1.3 ニヒリズムあるいは消去主義について 1.4 像と粘土の塊との非同一性を擁護する 1.5 構成関係の定義 2 通時的同一性の問題─変化と同一性 2.1 同一性とライプニッツの法則 2.2 四次元主義 Box 1 四次元主義と物質的構成の問題 2.3 三次元主義 2.4 通時的同一性の条件あるいは存続条件について まとめ 第二講義 種に関する実在論 1 種に関する実在論 1.1 種

    現代存在論講義 II:物質的対象・種・虚構 - 新曜社
    nizimeta
    nizimeta 2017/10/14
  • 倉田剛(2017)『現代存在論講義 I──ファンダメンタルズ』 - 新曜社

    論理学を武器とすることで,高度に抽象的な概念を明晰に扱うことに成功し,工学などの分野にも影響を与えはじめた現代の存在論。学生と教員との対話を織り交ぜ,存在論初心者から哲学愛好家までを,その最先端へと招待する待望の格教科書。 現代存在論講義 I――目次 序 文 書の成立とスタイル 書の主題 書を世に問う理由─なぜ『現代存在論講義』なのか 著者の立場─暗黙の前提 第一講義 イントロダクション─存在論とは何か 1 何が存在するのか 1.1 「何が存在するのか」から「どのような種類のものが存在するのか」へ 1.2 性質と関係 1.3 物とプロセス 1.4 部分と集まり 1.5 種という普遍者 1.6 可能的対象および虚構的対象 2 存在論の諸区分 2.1 領域的存在論と形式的存在論 2.2 応用存在論と哲学的存在論 Box 1 表象的人工物としての存在論─存在論の可能な定義 2.3 形式的

    倉田剛(2017)『現代存在論講義 I──ファンダメンタルズ』 - 新曜社
    nizimeta
    nizimeta 2017/04/09
  • 資本主義黒書 上巻:市場経済との訣別 - 新曜社

  • 「集団主義」という錯覚:日本人論の思い違いとその由来 - 新曜社

    人は集団主義的,アメリカ人は個人主義的-実証的な国際比較研究によって否定されているこの「通説」が,今も流布しているのはなぜか。数々のエピソードや社会-経済的事実まで検討し,人びとが陥りやすい心理的錯覚のワナに警鐘を鳴らす。 ◆書評 2008年10月11日、日経済新聞、太田肇氏評 2008年10月26日、毎日新聞、沼野充義氏評 2008年12月4日、毎日新聞、沼野充義氏評 2010年5月、UP、盛山和夫氏評 ◆目次 第一部 「日人=集団主義」説 第1章 日人論 第2章 日人論批判 第二部 事実の検証 第3章 実証的な研究 第4章 論争 第5章 「集団主義的な文化」再考 第6章 エピソード 第7章 昔の日人 第三部 通説はなぜ成立したのか? 第8章 戦時下の集団主義 第9章 思考のバイアス 第10章 オリエンタリズムとしての「集団主義」 第四部 「文化」の再検討 第11章 「国民

    「集団主義」という錯覚:日本人論の思い違いとその由来 - 新曜社
    nizimeta
    nizimeta 2015/11/20
    “集団主義・個人主義についての実証的な国際比較研究がさかんにおこなわれるようになり、そういう研究の結果をしらべてみると、「日本人は集団主義的、アメリカ人は個人主義的」という通説はまったく支持されない”
  • 現代形而上学:分析哲学が問う,人・因果・存在の謎 - 新曜社

    世界には,なにが,どのようにあるのか。論理的手法をツールとして世界の基底を問う。人の同一性とは,可能世界とは何か,自由と決定論の衝突,個物と普遍,人工物の存在論など,古典的難問から最前線の試みまで復権した形而上学の全容をつかむ。 ワードマップ 現代形而上学――目次 序章 現代形而上学とは何か 0―1 現代哲学の一分野としての形而上学 0―2 形而上学的問題 0―3 現代形而上学の成立とその特色 0―4 現代形而上学の世界へ 第1章 人の同一性 1―1 人の同一性の問題 1―2 同一性と変化 1―3 身体説と記憶交換の思考実験 1―4 心理説と複製の問題 1―5 人の同一性は重要か 第2章 自由と決定論 2―1 行為についての二つの見方 2―2 自由と決定論の衝突 コラム 量子力学と決定論 2―3 両立論 2―4 非両立論 第3章 様相 3―1 可能世界 コラム 事物様相と言表様相 3―2 

    現代形而上学:分析哲学が問う,人・因果・存在の謎 - 新曜社
  • 性格とはなんだったのか:心理学と日常概念 - 新曜社

    性格とはなにか? はたして性格は個人の一貫した特性なのか? 性格研究の総山ともいえる心理学が繰り広げてきた「性格の一貫性論争」をとおして,日常的な概念を研究することの問題や面白さについて,深く掘り下げて考える。 性格とはなんだったのか 目次 性格とはなんだったのか 序 性格とはなんだったのか 目次 まえがき 第1章 性格と心理学 第1節 性格心理学小史 第2節 書の構成 第3節 性格に関連する概念 第2章 心理学において、性格概念はどのように用いられてきたか 第1節 性格の記述 第2節 行動の予測 第3節 行動の説明 第4節 性格概念の心理学的測定 第5節 心理学の他分野における性格概念の用法 第3章 一貫性論争 ―― なにが争点だったのか 第1節 一貫性論争前史 第2節 ミッシェルの『パーソナリティの理論』 第3節 一貫性論争の展開 第4節 一貫性論争の意味 第4章 性格概念と行動観

    性格とはなんだったのか:心理学と日常概念 - 新曜社
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