各メーカーが発表したデジカメ新製品がほぼ出そろい、販売店の店頭をにぎわせている。ゴールデンウイークが近づいたこともあり、レジャー用に新製品の購入を検討している人も多いだろう。 今、イチ押しのコンパクトデジカメは「薄型高倍率ズーム機」だ。光学10倍前後の高倍率ズームレンズを搭載しながら、ボディーの厚みを抑えた製品だ。これまでは、製品数があまり多くなかったうえに価格も高めで、売れ筋のスリムコンパクトモデルと比べると見劣りする存在だった。だが、今年はこれまでにないユニークな機能を備える製品が各社から続々と登場。目の肥えた買い替えや買い増しユーザーにも満足できる仕上がりになっている。 最新の薄型高倍率ズーム機9機種をピックアップし、各製品の基本性能や独自機能などを見ていこう。 従来のスリムモデルと比べ、レンズのスペックや独自機能が魅力 デジカメを購入しようと思っている人の大半は、すでに数年前に購入