最近ではスラップをやるのが当たり前みたいになってきてるので、1度は見たことや聴いたことがあると思います。少し前まではチョッパーとも言われてましたが、最近ではスラップと言うことの方が多いようです。指弾きやピック弾きにくらべると、スラップは見た目も華やかで音もハデで目立ちます。特にソロがまわってきた時にスラップが出来ると、普段は縁の下の力持ち役のベーシストが一気に主役になれます。スラップの基本は親指で弦を叩き、人差し指を弦に引っかけて音を出します。親指で弦を叩くことを『サムピング(T)』と言い、人差し指で弦を引っかけることを『プル(P)』と言います。プルは人差し指だけでなく、残りの指のどれを使ってもかまいません。ラリー・グラハムが世に広めたとされるこのスラップ奏法はまだ歴史が浅く、決まった弾き方などありませんが、それでも様々なバリエーションや技があるので、覚えたい人は教則本やDVDを見て研究し