私が大学の建築学科に籍を置いていた頃、ちょうどガウディブームでしてね、いろいろな本が出版されたし、テレビでもよく取り上げられていたという記憶があります。 大学ではなかなか馴染めず劣等生だった私。 建築家の安藤忠雄を招いての特別講義があった時でも、その安藤さんの話を聴くということの価値がよくわからなくてすっぽかしてしまうという暴挙に出た私でも、アントニオ・ガウディのことはよく知っていたわけです。というか、好きでよく写真集も見ていたし。 建築関係の会社でアルバイトをしていた時、その会社の専務さんに好きな建築家は?と聞かれて、迷わずガウディと答えてしまったのですが、その専務さんはアンチガウディだったみたい。あんなお化け屋敷のどこが良いのかと、ル・コルビジェの作品集みたいなものを引っ張り出してきて、コンコンとお説教されてしまったのでした。 確かにお化け屋敷かも知れんけど、そっちはのっぺらぼうですた
![読了 「天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル」 岡南著 - 通りすがりのものですが](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/50e112942f2a453516d8640b9cd49b0676f09eb5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftohost32503%2F20220619%2F20220619220315.jpg)