ビートの出力 (1)(2)までで単音の波形データが作れるようになりました。次は生成した波形データを任意のテンポとパターンで鳴らしてビートを刻みます。 発音タイミングの計算 ビートを刻むには、単音の波形データを間隔を置いて配置したチャンネルデータを作ります。間隔の計算には、BPM(Beats Per Minute、1分間に鳴る4分音符の回数)を決める必要があり、BPMが決まると配置先が決まります。この配置先のことを「発音タイミング」と呼び、図7の横軸の目盛りのことを指します。図7①は4分音符を配置するための間隔です。 図7 発音タイミング Perlによる実装 リスト10は、ビートを刻むのに必要なパラメータの定義です。(1)はビートを刻むテンポで、BPMで定義します。(2)はビートをどうやって刻むかを定義した発音パターンで、1つの音色につき1つ定義します。定義した配列の中で「1」のときだけ鳴る
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