石鹸(せっけん)などの製品でおなじみの花王のロゴマークには月のマークが使われていますよね。なぜ"月"なのでしょうか? また月にはどんな意味があるのでしょうか? 花王株式会社 広報部の伊藤有希さんにお話を伺いました。 最初のロゴマークは「吹き出し」付きだった! ――花王のロゴマークには「月」が入っていますが、その理由を教えて下さい。 このロゴマークは、創業者の長瀬富郎(ながせとみろう)が考案したものが基になっています。1887年(明治20年)、初代の長瀬富郎は洋小間物商『長瀬商店』を開業しました。これが花王の始まりです。 ――ということは、もう120年以上も続いているんですね。 はい。その長瀬商店で輸入品の鉛筆を扱っていたのですが、その鉛筆に月と星のマークがありました。これがヒントになって1890年(明治23年)に最初の月のマークができました。 このロゴは顔は左側にあって(右向きの顔で)、吹
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