2010年の南アフリカW杯で、メキシコを率いてGLを突破したハビエル・アギーレ。彼の手腕に期待するのもさることながら、日本サッカーの進化のために協会ができることはまだまだあるはずだ。 次期日本代表監督がハビエル・アギーレに決まったかのような報道が連日続いている。 4年前の南アフリカW杯後にホセ・ペケルマン(現コロンビア代表監督)、エルネスト・バルベルデ(現アスレティック・ビルバオ監督)ら様々な候補者の名前がメディアに飛び交った時、アギーレもその中で名前が挙がっていた。だが今回は見事なまでに(?)、報道がアギーレで一本化されている。 年俸150万ユーロ、180万ユーロなどとオファーが具体的に示されているほか、馴染みのフィジカルコーチが入閣するだの、アギーレの妻も日本行きを楽しみにしているだの、日本サッカー協会がアギーレのアの字も出していないのに、国内外の報道が先行している。リオ五輪代表の「総