昨今の政治情勢を見ていてアシモフのSF連作「ファウンデーション・シリーズ」の第1巻の訳者あとがきを思い出した(注:当blogの「ハリ・セルダン」とはSF作家アイザック・アシモフのファウンデーション・シリーズ中の登場人物。詳しくは山形さんのハリ・セルダン紹介ページを参照): (アシモフ「ファウンデーション」[ハヤカワ文庫]訳者あとがきから) これはファウンデーション・シリーズの第1巻である。この物語を読んでいると、現在の日本とそれを取り巻く世界の状況が、奇妙に二重写しになって見えてくる。銀河系の最果てにある、天然資源をまったく持たない、孤立した小さな惑星ターミナス。そこには軍備はほとんどなく、科学技術だけを頼りに、便利な日用品を生産して近隣の諸国に売り込み、それで支配権の拡張を図っている。それに対して強大な軍事力を背景にし、巨大な規模でしか物を考えることができず、巨大なものしか作ることのでき
中国や韓国の日本に対するデモを見ていて思う。 「祭り」は楽しいだろうな。 僕にとって「デモ=祭り」である。 僕は学生時代、「祭り」に参加したことがある。 学費値上げだとか何だかで、大学がロックアウトされた。 学費値上げは、僕の学年には適用されず、僕より後から入学してくる学生に適用されるものだったので、僕自身には関係がなかった。 僕自身にとっても学費値上げは妥当だと思えたし、反対する根拠もなかった。 でも、僕はデモに参加した。 デモに参加して、徒党を組み、大学の事務局に突撃した。 「祭り」として面白かったからである。 僕は一眼レフカメラを持ち込み、ヘルメットやゲバ棒を持ち、タオルで覆面をしたどこの大学からやってきたのだかわからない連中と記念写真を撮って回った。 僕にとってのデモは「祭り」だった。 おもしろそうだから参加してみただけのこと。 学生時代の僕は別の革命を起こそうとしていた。 学生寮
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