旧横浜ゴム記念館、明治の面影そのままに移築…神奈川・平塚 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）神奈川県平塚市が、同市浅間町の八幡山公園に移築復元工事を進めていた「旧横浜ゴム平塚製造所記念館」が完成、「八幡山の洋館」の愛称で４月１日にオープンする。 記念館は、同市内で唯一現存している明治時代の洋風建築物。木造平屋建てで、塔屋の形、主屋のアーチ型の窓などが特徴で、２００４年７月、国の登録有形文化財に登録された。 市によると、記念館は１９１２年頃、英国人の住宅として建設された。１９年に旧日本海軍が工場を買収し、海軍火薬廠(しょう)となってからは、将校クラブとして利用された。戦後、払い下げを受けた横浜ゴムが、応接室や会議室として使用してきたが、老朽化が激しく、８年ほど前から使われなくなった。市は、０４年４月に同社から寄贈を受け、一昨年６月から、約２億７９００万円かけて移築復元工事を行ってきた。 開館時間は午前９時～午後９時３０分。入館は無料。２９日はオープニングセレモニーが行われる。問い合
