小高-浪江で試運転=常磐線、月内にも再開-JR東 JR東日本は7日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で運休が続く福島県内の常磐線のうち、小高(南相馬市)-浪江(浪江町)間8.9キロで運転再開に向けた試運転を始めた。 〔写真特集〕東日本大震災 鉄道被害 浪江町全域に出ている避難指示は、常磐線沿線など一部地域で今月31日に解除される。JR東は解除に合わせ、月内にも運転を再開する方針。 浪江駅に到着したJR常磐線の試運転列車=7日午前、福島県浪江町 常磐線は現在、小高-竜田(楢葉町)間36.6キロが運休中。小高-浪江は津波による大きな被害はなかったが、地震で損傷した設備の補修や、原発事故に伴う除染作業が続いていた。 JR東は、残る富岡(富岡町)-竜田を今年中に、浪江-富岡を2020年3月末までに再開させる方針。(2017/03/07-10:58) 【東日本大震災記事一覧へ】 【アクセ