長野県信濃町の野尻湖で、ボートから湖に飛び込んだとみられる大学生の男女2人が溺れ、消防などに救助されましたが、まもなく死亡しました。 3日午後5時すぎ、長野県信濃町の野尻湖で、ボートに乗っていた東京の駒澤大学3年の矢田拓也さん(20)と1年の野呂千賀子さん(18)の2人がボートから湖に飛び込んだとみられたあと、姿が見えなくなりました。 仲間から通報を受けた消防などが救助に当たり、30分から1時間ほどで、湖から2人を引き上げて病院に運びましたが、2人はまもなく死亡しました。 警察や消防などによりますと、2人は吹奏楽部の部員で、大型連休を利用して70人ほどの仲間と、湖の近くにある大学の施設で合宿をしていて、3日はボートを借りて湖に出ていたということです。 警察は2人の死因を調べるとともに、当時の詳しい状況について調べています。