アニメやライトノベルに出てくる女の子はみんな美少女だ。 設定的にそうである。 あるいは設定しなくても、読者の側でそうだと勝手にそう想定するかもしれない。 美少女なのは当たり前なので、美少女と設定したから、それで魅力的だとはならない。 どんな作品でもヒロインその他は美少女なのだから。 美少女で性格がよい女の子というのは、フィクションでは駄目なようである。 性格がよい美少女ヒロインで成功作というのはあまり思い当たらない。 存在しないわけではないが、「性格のいい女の子」はなぜか駄目である。 極端に多いのが、性格が曲がったヒロインである。 もちろん性格が曲がっていて不快感を覚えるというのでは駄目なので、性格が曲がりつつも親しみが持てるというキャラになる。 いわゆるツンデレというのが流行ったのも、性格を曲げないとヒロインとしてのキャラが立たないからである。 アニメとかラノベを見たり読んだりしない人が