これまでにない、リズムのみに焦点を当てたユニークな1本 今ではすっかりお馴染みとなったいわゆる“音ゲー”だが、リズムアクションと呼ばれるジャンルができたのは、そんな昔のことではない。プレイステーション用タイトルとして発売された「パラッパラッパー」に、その起源を見ることができる。これ以前にも、リズムに合わせてボタンを叩くと言った類のゲームもあったが、1ジャンルとして確立させたのは「パラッパラッパー」であることに異論はないだろう。 見た目がシュールな「リズム天国」。これまでの音ゲーと比べると、明らかに雰囲気が違うのが分かるだろう ジャンルができてから10年も経過していないが、その間に様々な音ゲーが登場した。中でも大ヒットとなったのが、曲に合わせてボタンを叩いていくという、コナミがリリースしている一連の「ビーマニ」シリーズだろう。これらは、シリーズを重ねるごとに洗練されていったものの、時期を逃す