From 大学キャンパス to ナース・ステーションケアとケアの倫理について考える 第6回 見知らぬ他人に対してドアを開けること ジャック・デリダの「歓待」について 高井雅弘(関西大学非常勤講師) Emergency Nursing、 vol.16、 no.5、 pp.58-61、 メディカ出版、2002年5月1日 もし、あなたの家にまったく見知らぬ人物が訪ねて来て、ドアごしに「中に入れてください」と言ったら、あなたはどうするでしょうか? 現代 フランスの哲学者ジャック・デリダが最近重視しているテーマの1つ、「歓待」について考える際、こうした事例は有効だと思います。広い意味での家の主人が他人である客をもてなすことが歓待ですから。 しかし私がこうした質問をした場合、あなたに「人に尋ねる前に自分はどうなのか?」と逆に聞き返されるかもしれません。私の実体験で答えましょう。私はあるマンシ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く