党首討論で麻生首相(左)に質問する民主党の鳩山代表=12日午後、東京都内のホテル、相場郁朗撮影党首討論で民主党の鳩山代表の質問に答える麻生首相=12日午後、東京都内のホテル、小宮路勝撮影党首討論で麻生首相の質問に答える民主党の鳩山代表=12日午後、東京都内のホテル、小宮路勝撮影 麻生首相と民主党の鳩山代表による党首討論が12日、東京都内のホテルで開かれた。首相は財源論や安全保障政策などで鳩山氏を追及。鳩山氏は消費増税や天下り問題で切り返しつつも、批判は抑え気味。マニフェスト(政権公約)の説明に力点を置いた。総選挙での民主党の優勢を反映し、「首相が攻め、鳩山氏が守る」という逆転の構図が鮮明になった。 討論は学者や財界人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が主催。衆院解散後、両氏が一対一で討論するのは初めて。 冒頭発言で首相は「民主党との一番の違いは責任力だ」と強調。