神戸市議の藤川泰輔容疑者(30)が5年前の保険金詐欺容疑で県警に逮捕されたことを受け、みんなの党市議団(7人)は5日、緊急の市議団会議を開き、所属する藤川容疑者の除名処分と市議の辞職勧告をする方針を決めた。 市議団会議は同日午後2時過ぎから始まり、藤川容疑者を除く市議6人全員で対応を協議し、除名処分などを決めた。 その後、高山晃一団長や前団長の大石欣則(よしのり)市議らが市役所で記者会見し、「お騒がせして申し訳ない」と謝罪した。 大石市議は、今年3月下旬に藤川容疑者から「保険金詐欺容疑で周辺が県警から取り調べを受けている」と相談を持ち掛けられたことを明かした。ただ、「本人は『潔白だ』と言っていた。逮捕されるとは思っていなかった」と語り、苦渋の表情を浮かべた。 藤川容疑者の逮捕を受け、他会派からは批判が相次いだ。 藤原武光議長は「誠に遺憾で、市民の皆様に心からおわびします」とコメント。自民党