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ブックマーク / www.kotono8.com (10)

  • 石原慎太郎支持者の都内分布を地図化してみた[絵文録ことのは]2011/05/04

    私は常々公言しているとおり、石原慎太郎4選で心から失望した人間である。今まで一度も石原に投じたことはなく、常に石原の対立候補に投じてきた。今回の都知事選では、石原は最初に消去したものの、東国原・ワタミとも消去の対象となり、結果として石原を下ろす結果にならなかったのが悔やまれる。 もっとも、石原支持は特に年齢が高くなるにつれて「盤石」の域に達していることも実感していた。 この都知事選について、遅ればせながら「石原支持」声なき声の260万票を読み解く - 話の栞というブログ記事があることを知った。ここでは「各自治体ごとの石原票をそれぞれの総投票者数で割った数字」が一覧にされている。そこで、その数字を実際に地図で色分けしてみた。 石原慎太郎得票率色分け図 白地図の出典は「テクノコ」の都道府県コード13,特別区,東京都区市町村白地図イラスト,無料白地図。なお、島嶼部は白地図にないこと、人口的に大勢

  • キヨシロー「Love me tender」のアンサーソングとしての斉藤和義「ずっとウソだった」の無力感[絵文録ことのは]2011/04/08

    斉藤和義が自らのヒット曲「ずっと好きだった」の替え歌として反原発ソング「ずっとウソだった」を弾き語りする動画がアップされ、レコード会社も人であることを認めている(中日スポーツ:斉藤和義「反原発ソング動画」ネットで物議 所属ビクター困惑:芸能・社会(CHUNICHI Web))。 我々くらいの年代であれば、反原発ソングとして真っ先に思い出すのは1988年忌野清志郎がアルバム「カバーズ」で発表した「Love me tender」のはずだ。「カバーズ」は発売直前に発売中止が決定したことでも話題を呼んだ。そして、斉藤和義の歌はキヨシローの歌を非常に意識している。たとえば、「ほうれん草いてぇな」は当然「牛乳を飲みてぇ」に呼応している。 「ずっとウソだった」は「Love me tender(キヨシロー)」のアンサーソングといえる。キヨシローの「静かな怒り」は、斉藤和義の「怒りの末の無力感」に受け継

  • 震災後のデマ80件を分類整理して見えてきたパニック時の社会心理[絵文録ことのは]2011/04/08

    ツイッターの「東北関東大震災に関するデマまとめ」(jishin_dema)」さんが中心となって、主にツイッター上を流れるデマ情報とそれに対する分析の収集・告知が精力的に行なわれており、多くの人が情報提供や検証に加わっている。震災発生直後から1週間程度がデマのピークではあったが、現在も新たなデマは生まれつつあり、また過去に否定されたデマが生き続けているものもある。 そのツイートをもとに@omiya_fctokyoさんがTogetter - 「「東北関東大震災に関するデマまとめ」のまとめ」を作成され、わたしも気がついたら編集に参加している。 今回、この「デマまとめのまとめ」をもとに、震災発生後約1カ月間のデマ80件をピックアップ、パターン別にまとめてみた。 ※この記事は震災後1か月足らずの時点でのまとめです。同年6月に発行した冊子『東日大震災でわたしも考えた』では震災後のデマ100件の分類整

  • 福島・双葉病院「患者置き去り」報道の悪意。医師・看護師は患者を見捨てたりしていなかった(追記あり)[絵文録ことのは]2011/03/18

    福島県大熊町の「双葉病院」で、医師・看護師が患者を見捨てて逃げていた、という報道がなされていたが、実際には現場の状況は大きく異なることがわかった。これは、病院関係者の家族によるツイートもあり、また後発の報道でも(見出しは悪意あるものの)内容的には「患者を置き去りにして職員だけが逃げた」というような悪評を完全に否定するものとなっている。 現地での直接取材はかなわないが、当事者のツイートなどを「Togetter - 「福島・双葉病院「患者置き去り」報道に関する情報」」にもまとめてみた。若い人なので表現が至らないところもあるようだが、その趣旨を酌んで以下、簡潔に状況をまとめてみたい。 少なくともマスメディアは名誉回復を全力で行なうべきだと思う。 ※最終更新2011/3/20 報道の実例 asahi.com(朝日新聞社):患者避難、医師ら付き添わず 21人死亡の双葉病院 - 社会 東日大震災:福

  • 石原"不謹"慎太郎の「津波は天罰」という妄言を批判する[絵文録ことのは]2011/03/15

    東京都知事・石原慎太郎が「津波をうまく利用して我欲を洗い落とす必要があるね。積年たまった心の垢をね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」と発言した。これはありとあらゆる意味で誤った発言であると思う。 石原都知事が言いたかったことを最大限好意的に推測するとしても、ここで天罰という言葉を使う必要は全くないし、完全に不適切な発言である。この失言一つだけでも辞職してしかるべき大失言だ。そして、このような言葉づかいしかできないというのでは、作家としても都知事としても不適格であるのみならず、人間としても失格である。 今日になって「石原知事は、東日大震災に関して「天罰だ」との発言内容を撤回、被災者に陳謝」と報じられたが、そもそもこの発言の何がどのように問題だったのか、きちんと整理しておきたい。 石原発言その1 石原都知事と蓮舫・節電啓発担当相との会談後、「震災への日国民の対応

  • 幸福実現党の研究(9)陰謀説の流布、「オウム武装化」と同じ道[絵文録ことのは]2009/09/03

    かつて、オウム真理教・真理党は衆院選で敗退したとき、「選管によって票が操作された」と主張した。一方、幸福の科学・幸福実現党は「主要なマスコミの既存政党重視の姿勢が強く、日々の選挙報道など、新しい政党としては、参入障壁を感じた」(幸福実現党 東京都議会議員選挙の結果を受けて)と主張している。この「マスコミの陰謀」を始めとする陰謀説が、幸福実現党・幸福の科学内部で広まり始めているようなのである。 そして、衆院選で敗北したオウム真理教・真理党と同じ道筋を歩もうとしているように思われてならない。 幸福実現党の研究シリーズ一覧 (1)新型インフル/(2)オバマ守護霊/(3)ノストラダムス/(4)憲法試案/(5)金正日守護霊/(6)主要政策/(7)活動年表/(8)得票数・率/(9)陰謀説/(10)ゆくえ 「諸派」 選挙期間には、信者のブログ等で、幸福実現党が政党として扱われず「諸派」として報道されるこ

  • 幸福実現党の研究(3)ノストラダムス戦慄の啓示[絵文録ことのは]2009/08/28

    幸福実現党の研究第3回は、オバマ大統領の守護霊インタビューに見られるエスノセントリズムが、実は最近のものではなく、幸福の科学の初期から見られることを検証したい。その題材となるのが、『ノストラダムス戦慄の啓示 人類の危機迫る』と題された大川隆法著・幸福の科学出版 1991年刊の書籍である。 ■幸福実現党の研究シリーズ一覧 (1)新型インフル/(2)オバマ守護霊/(3)ノストラダムス/(4)憲法試案/(5)金正日守護霊/(6)主要政策/(7)活動年表/(8)得票数・率/(9)陰謀説/(10)ゆくえ ■ノストラダムス戦慄の啓示 このの序文と霊示は1991年1月11日の日付となっている。約20年前、まさに「新・新宗教ブーム」のまっさなかに発表された。ところが後に、これはあくまでも「ノストラダムスの霊」が語ったことであり、幸福の科学の考えではない、と主張されるようになる。 もちろん、このが出版さ

  • 幸福実現党の研究(4)新・日本国憲法試案[絵文録ことのは]2009/08/29

    前文+全16条、十七条憲法とほぼ同じ条文数となる。書籍に掲載された「第2章「新・日国憲法 試案」講義」(コンメンタールだな)も参照しつつ、研究してみたい。ちなみに、講義については大川隆法氏自らが語っている動画がアップされている(幸福実現党|新・日国憲法試案)。 なお、このエントリーはかなり長文なので、結論だけ読みたい方は、ページの下の方を見ていただきたい。 ■幸福実現党の研究シリーズ一覧 (1)新型インフル/(2)オバマ守護霊/(3)ノストラダムス/(4)憲法試案/(5)金正日守護霊/(6)主要政策/(7)活動年表/(8)得票数・率/(9)陰謀説/(10)ゆくえ ■前文 われら日国国民は、神仏の心を心とし、日と地球すべての平和と発展・繁栄を目指し、神の子、仏の子としての質を人間の尊厳の根拠と定め、ここに新・日国憲法を制定する。 講義ではこのように述べられている。 「神仏の心を心

  • 幸福実現党の研究(2)オバマ守護霊インタビュー[絵文録ことのは]2009/08/18

    幸福実現党の研究第2回は、幸福の科学がオバマ大統領をどのように見ているのかについて、『オバマ守護霊インタビュー』というブックレットをもとに分析する。これによって、幸福の科学(幸福実現党)の世界情勢のとらえ方が浮き彫りになってくると思われる。 ■幸福実現党の研究シリーズ一覧 (1)新型インフル/(2)オバマ守護霊/(3)ノストラダムス/(4)憲法試案/(5)金正日守護霊/(6)主要政策/(7)活動年表/(8)得票数・率/(9)陰謀説/(10)ゆくえ ■まえおき:憶測メソッド 分析の前に、ちょっと前置きを。私は「憶測メソッド」が大嫌いである。憶測メソッドとは、「あいつならおそらく○○と考えるだろう。仮にそうだとしたら、それはこれこれこうであるからダメである」というような論の立て方である。 このメソッドを使う人は「あいつならどうせこう考えるんだろう」と思いこみ、そうに決まっていると決めつける傾向

  • 麻生読み - 閾ペディアことのは

    麻生読み(あそうよみ)とは、麻生太郎首相(日国第92代内閣総理大臣)による、独特な漢字の読み方である。一言で言えば「漢字の誤読が多い」ということになるが、同じ傾向の読み間違いを繰り返しているところから、単に読めないのではなく、誤って覚えている可能性が高い。 もちろん、「宰相の器」と「漢字の読み取り能力」には直接的な関係はない。したがって、これをもって麻生首相の首相としての力量を云々することはできない。漢字が少々読めなくても、経済的にテイマイしているワガコクが、適切なショチによりミゾウユの経済クライシスを乗り越えることができるのであれば、ハンザツに取り沙汰される首相の漢字力のユウムなど些事であり、どうでもいいことである。 ただ、民主主義国家の政治家としての重要な要素として、自らの施政方針や主義主張を他の政治家や国民に対して正確に伝える必要があり、そのためには一定の表現能力(すなわち言語能力

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