エジソンとかフォードとか、あるいは、豊田佐吉とか松下幸之助、本田宗一郎とか、産業資本家たちは、思想的にも政治的にも、いろいろとなんだかんだあっても、世界の暮しを変えたほどの本物の変革者だった。 そういう"ド迫力"は今の資本家たちには見られない。むしろ、腐敗の象徴ばかりが目立つ。 私が業界新聞にいた頃は、島正博、堀録助に凄みを感じていた。 20代の頃、初めて自分一人でワンマン社長(=独裁者)堀録助インタビューに臨んだときはガタガタ震えていたほど。(でも、その時の記事を三日間、デスクに置いていたのは珍しいことだったと、秘書課長が教えてくれて歓喜 (^^♪ ) 島正博さんは、和歌山の島精機製作所の創業者。工業用横編機の開発競争で世界制覇。 堀録助さんは厚木ナイロンの創業者。国策会社・片倉工業の出身で、戦後のストッキング業界を発明の連続で様変わりさせた。シームレスストッキング、パンティストッキング