Excelで作った表の中に,「#VALUE!」(式の中で参照している値に誤りがある),「#DIV/0!」(ゼロで割り算をしている)などのエラーが表示されることがある(図1)。こうしたエラーが表示されるのは表に不備があるときなので,本来ならそれを手がかりに表を修正すればよいが,実際には,そのセルに入れる数値が未確定などの理由で,すぐには修正ができないことがある。 そこで困るのが,エラー表示が残っている状態で,会議などの資料として提出しなければならない場合。そして,そんなときのためにぜひ覚えておきたいのが,今回紹介する「エラー表示を『-』に変えて印刷するテクニック」だ(図2)。 図1●いくつかのセルに「#VALUE!」などのエラーが表示された。このまま印刷すると格好悪い。ちなみにD4セルの「#VALUE!」はまだ数値が未確定のために「未確定」という文字列が入っているC4セルを参照しているために
