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2008年から猛威をふるっているウイルスに「USBワーム(オートラン)」と呼ばれるウイルスがあります。このウイルスは、USBメモリなどのリムーバブルメディアを媒体として感染を拡げるものです。近年、低価格化と大容量化が進み、手軽なリムーバブルメディアとして、普及が進んでいます。しかし、ウイルスの感染経路としても、悪意を持った攻撃者の格好の標的となっています。まずは、事例から見ていきます。 海外出張でウイルスに感染! 大手企業のAさんは、年に数回海外出張をします。出張の際には、自分のノートPCを持参し、企画書やプレゼン資料などを利用します。それ以外にも、電子メールなどを出張先でみることなども重要な業務1つです。本社からの業務連絡を受けるには必要不可欠です。当然ですが、業務でも使用することからも、セキュリティ対策やウイルス対策も十二分に行っています。 今回の海外出張は1週間ほどで、米国に赴くこと
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