多くの企業が導入を進めているVPN(Virtual Private Network)。ビジネスにおいてITインフラが必要不可欠となっているいま、より快適かつ安全性の高いインターネット環境を構築する必要性が高まっています。その対応手段として用いられるVPNですが、「インターネットVPN」「IP-VPN」という2種類が比較されやすいため、どちらを選ぶべきか判断に悩むことでしょう。 本記事では、「VPNの導入を検討しているものの、あまり仕組みを理解していない」という方に向けて、IP-VPNを利用するメリットとインターネットVPNとの仕組みの違いについて解説します。 そもそもVPNとは?専用線とVPNの違い 専用線とは、企業専用のインターネット回線を構築して、本社と拠点との通信を可能にするものです。大容量のデータ通信や信頼性の高い通信ができるという魅力がありますが、通信範囲は本社と拠点を結ぶ1対1
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