J-milkと栄養士協会の被災地での取り組みをご紹介します。震災から4カ月余りが経過し、避難所などで生活する方々の食生活は変化しつつあります。 緊急避難的なものから、より栄養バランスを考慮した食品、食事が供給されるようになってきました。 多くの方々からの支援はもちろん、社団法人 日本栄養士会の活動も栄養状態の改善に大きく関わっています。 日本栄養士会は3月15日に「東北地方太平洋沖地震緊急対策本部」を立ち上げました。震災直後は離乳食や高タンパク食品など乳幼児やお年寄りに必要なものを優先的にお届けしました。その中のひとつがスキムミルク。保管に冷蔵庫を必要とせず、重量が軽く輸送上の都合からもかなり有用でした。しかし長く続く避難所生活、栄養が摂取できるだけではなく“おいしい”と思えることも重要になります。 そこで牛乳が大きな役割を果たすのです。牛乳にはカルシウムの他にも良質のタンパク質、各種