Apache Ivyについてもう少し調べてみました。Maven2 との比較で考えてみたいと思います。 Apache Ivyの機能は依存関係を解決するという限定されたもので、ビルドプロセスの構築に必要な残りの部分はAntが担当します。 一方 Maven2 はプラグインの形でビルドに必要な全ての機能が提供されており、かつ少ないPOMの記述量でそれらの機能が利用できるように工夫されています。 Ivy自体は設定ファイルの記述量が少なくて済むようにほとんどの設定項目に妥当なデフォルト値が設定されているのですが、Antが担当する部分は当然自分で書かなければならないし、書くことができます。 Maven2 ではフェーズを自分でカスタマイズすることが困難であるが故に、ちょっと難しいことをやろうとすると、それを実行するantrunの設定をどこのフェーズにバインドさせるかで悩まなければならない場合がしばしばあり
忘れそうなので覚えているうちにメモ。 ネットで調べても、この辺は、みんないろいろ試行錯誤しているような感じに思えた。 ちなみに、TomcatプラグインじゃなくてWTP使ったとしても、悩むとこは同じだと思う。(試せてないけど、WTP使う気になれない。重すぎる印象があるので。) war:inplaceを使う TomcatプラグインのDevLoaderは使わずに、src/main/webapp/配下にmavenのwar:inplaceで配置してデバッグを行う。 maven使わない場合のEclipse + Tomcatプラグインと同じような感じ。 src/main/webapp/WEB-INF/lib、src/main/webapp/WEB-INF/classesはSubversionやCVSの除外ファイルとしておく。 war:inplaceはコマンドラインからやってもいいけど、m2eclipse
Fatjarとは複数のjarをいったん解凍して、ひとつのjarにまとめたものらしい。 ぽすったーの依存jarをFatjarでひとつにまとめることで、jarがひとつになって使いやすくなる、算段。 なので、やってみた。 antなら解凍してまたひとつにするスクリプトを書けばできそうだけど、Maven2だとmaven-shade-pluginというのがある。 これを使えば簡単にできる。 http://maven.apache.org/plugins/maven-shade-plugin/examples.html 上記URLの最初のShade Plugin with no relocationを参考にするといいと思う。 includeタグやexcludeタグを使えば何を入れて何を外すかということが可能だ。 基本的にJUnitは入らないので外す、という感じ。 以下に例を。 <plugin> <gro
WicketとMaven2を使った開発 Wicket+Maven2+EclipseによるWicket開発の始め方 (このページの内容はWicket開発環境の構築の続きです) ここでは、Wicketでの開発にMaven2+Eclipseを使う場合の方法を説明します。 説明には、ここで作成した開発環境を使っており、1つのディレクトリ以下にeclipse、jetty、eclipseのワークスペースがまとめられた環境を使っています。 Mavenによるプロジェクトディレクトリの作成まず、Mavenの規約にそったプロジェクトディレクトリを作成します。コマンドプロンプトを開いて、Eclipseのワークスペースにディレクトリに移動し、 E:\>cd E:\work\wicket\workspace 以下のように、archetype:createゴールを実行します。下記のgroupId,version,ar
本連載では、Apache Software Foundationで開発されているMavenというツールを利用し、プロジェクトをいかにドライブしていくかを、皆さんに御紹介していきます。『プロジェクトのドライブ』という言葉は若干抽象的ですが、本連載の具体的な目的は以下の内容です。 プロジェクトの情報の明確化 プロジェクトの成果物生成支援 プロジェクトの管理支援 連載は数回を予定していますが、Mavenのバージョンアップや新機能の追加など に応じて変更できればと考えています。 第1回目では,Mavenの概要として、POMと実現可能な機能について触れます。 第2回目では,Mavenを導入して動作確認を行い、その後にMavenのゴールを実行してサンプルプロジェクトを作成します。 第3回目では,作成したプロジェクトに対して実行できる最も基本的なゴールであるビルド、テスト実行について解説します。 第4回
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く