図4-4-4の連携フローを見ると、実はバグ検証はかなり複雑なワークフローである。図4-4-4のように厳格に管理する理由は、結合テスト以降のバグの原因は要件漏れや設計漏れのような致命的な欠陥が多いからだ。 このときに使われる重要な成果物は障害報告票(例:Redmineチケット)である。例えば、筆者の場合、図4-4-4のフローを、障害報告票を使ったフローで説明すると下記の流れになる。 まず、障害報告票はテストケースが失敗したとき、障害報告票へバグの現象、バグが発生した機能、発生日時、担当者をテスターが記載する。障害報告票は、昔は決められた用紙かExcelだったが、最近ならバグ管理システム(BTS)へデジタル化して登録する。 バグが複雑でテスターが担当者を決定できないなどの場合は、管理者がいったん預かり、担当者を決定する。そのRedmineチケットは「新規」ステータスになる。 次に、担当者にアサ
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