滋賀県が県内の特産品を販売するECサイト「ここ滋賀ショッピングサイト」の売り上げ実績が目標の1%未満だったことが分かった。県は苦戦の理由として認知度不足や商品の不足などを上げている。 滋賀県が、県内の特産品を販売するインターネット通販サイト「ここ滋賀ショッピングサイト」の売り上げ実績が、初年度の2018年度(8月28日~19年3月末)はわずか約40万円と、目標の5400万円の1%未満だったことがわかった。19年度も低迷が続いており、県ここ滋賀推進室は「運営事業者と協議し、売り上げ向上策に取り組む」とテコ入れを急ぐ。 同サイトは県内の特産品をPRするため東京・日本橋に開設しているアンテナショップ「ここ滋賀」で扱っているふなずしや地酒、工芸品など、77事業者が出品する240個(10月末時点)の商品を販売。2640万円の彦根仏壇や453万6千円の「近江牛まるごと一頭」などの高額商品も用意している