MacPeople 2006年4月号 2006年04月12日 第1回、第2回に続き、最終回となる今回では、Intel Macの展望やコンピューター業界全体の未来について熱く語られた。米アップルコンピュータ社、そしてパソコン業界がよりよい方向に向かうために、巨頭2社の元トップが提言する秘策に注目だ。 *この対談はMac miniとBoot Campの発表前、2月上旬に収録されたものです。 紆余曲折を経てアップルと成就 ――米インテル社とMacはもともと、関わりが深かったんですよね? 【西岡】 ええ、インテルはMacを片思いし続けていた会社で、ずっとラブコールを送り続けていましたね。 1993年に米国で開催された“COMDEX”(コムデックス)というコンピューターの展示会で、アップルはインテルCPUで動くMac OS(コード名“StarTrek”)を招待客だけに見せてくれました。「やっとMa