この秋は、番号ポータビリティー(MNP)制度の開始により、最新端末や最新サービスの発表合戦が熾烈を極めた。しかし、それも一段落して、あとは審査員たるユーザーの裁定を待つばかりだ。 一方、携帯電話の基礎技術を作る人々は、そろそろ3Gの次に来る携帯電話技術の議論をしなければならない。来年以降の携帯電話では、数世代前のパソコンと変わらない高性能なプロセッサーやVGA以上の高解像度ディスプレイも当たり前になる。データ通信機能も、それに見合った「ブロードバンド」水準に進化することが必然の流れである。 まもなく、乗り物に乗りながらでもGoogle Earthのような高解像度の映像アプリケーションが使える夢の時代がやってくるかもしれないと夢が膨らむ。 しかし、そんな夢が今、危機に瀕していると「待った」をかける呼び声がある。 モバイルWiMAXの未来は本当にバラ色なのか!? 現在、モバイルのブロードバンド
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