雨まじりになったミラノサローネの2日目。それでも会場は多くの人で溢れていた。前日につづき、未来のキッチン家電が揃う「FTK(Technology for the Kitchen)」の残りのブースをレポートしよう。 前編ではFTKの目玉として、ElectroluxとWhirlpoolを中心に紹介したが、これに加えもう2つの目玉となっているのがイタリアのIndesitとドイツのMieleだ。 Indesitは、日本では馴染みが薄いが、Indesitブランドに加え、Hotpoint-Ariston、Scholtesという3つのブランドを展開。ヨーロッパではElectroluxに次いで2番目、世界市場では5番目に大きいホームアプライアンスメーカーで、日本への進出はまだだが、既に中国市場への進出は果たしている。 同社のブースで今回の目玉となった展示は2つある。1つはミラノサローネの展示場のそこかしこ