40代で大企業の営業管理職から、全くの異業種である心理カウンセラーとして起業した心屋仁之助さん。独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルはテレビで話題になり、著書累計は440万部を突破! 今や心理カウンセラーとして絶大な人気を誇る心屋さんですが、過去には様々な悩みや葛藤を抱え不遇の時代もあったのだとか。 今回のインタビューでは、ここ十数年で生き方が激変したという心屋さんに『人生を好転させるために必要なこと』について3回にわたってお話いただきました。 職業を変えても、人生ってあんまり変わらない ―― 心屋さんは大企業の管理職として約20年勤務されていたそうですが、40代でなぜカウンセラーに転身されたのでしょうか? 心屋仁之助(以下、心屋) 仕事のし過ぎで、家庭を壊してしまったんです。当時はそれこそ朝から晩までずっと働いていて、仕事が全てやったんですよね。 仕事が全てということは、認められる