なぜ働くのか? 仕事とはなにか? それを教えないままに、 進学先や資格を追いかけさせるような進路指導が、 昔からずーっと行われています。 日本では、本来は、中学校を卒業したら、就労できるし、 18歳を過ぎたら結婚もできます。親になれます。 しかし、日本では、高校までの学校教育の中で、 働き方を教えていません。 雇われ方も教えていません。 「言うことのきき方」しか教えていないです。 素直で、まじめで、勤勉。 言われたことを、言われたとおりに、ちゃんとできる。 余計なことを考えない。 無駄口を叩かない。 おしゃべりをしない。 みんなできちんとそろってやる。 これらは、本当は目的でも、目標でも、到達すべき基準でもないです。 これは、仕事に打ち込んだ結果に過ぎません。