総合菓子メーカーのシャトレーゼホールディングス(HD、甲府市)は、「ナボナ」で知られる老舗菓子メーカー、亀屋万年堂(東京・目黒)を買収した。同社と生産会社の亀屋万年堂製菓(同)の全株式をシャトレーゼグループが15日付で取得し、子会社とした。知名度の高い和菓子ブランドを取得し、和菓子分野でも攻勢をかける。買収金額は明らかにしていない。シャトレーゼHD傘下のシャトレーゼ(甲府市)が展開する手ごろ
菓子製造販売のシャトレーゼホールディングス(甲府市)は25日、「ナボナ」で知られる老舗菓子店の亀屋万年堂(東京都目黒区)と生産子会社の亀屋万年堂製菓(同)の全株式を取得し、子会社にしたと発表した。 亀屋万年堂は昭和13年に東京・自由が丘で創業し、38年に発売したナボナは、プロ野球・巨人の王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)の「ナボナはお菓子のホームラン王です」のテレビCMで人気を高めた。元巨人選手の国松彰氏が社長、会長を経て、昨年まで顧問を務めていた。 シャトレーゼは郊外店を中心に全国展開している。株式取得について「互いの企業理念は親和性が高く、双方の強みを生かすことでお客さまに新たな付加価値を提供できると判断した」としている。
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