殺人事件などの「公訴時効」を廃止する刑事訴訟法などの改正案が27日午後、衆院本会議で可決、成立した。改正法は即日施行される見通し。「逃げ得を許していいのか」という犯罪被害者の声の高まりを受け、捜査実務にも影響する刑事司法の大転換が約4週間という異例に短い国会審議を経て実現する。 27日の午前中に法務委員会で締めくくりの質疑が行われた後、採決があり、原案通り可決された。法案は、直後に開かれた本会議に緊急上程された。 改正法による時効見直しの対象となるのは「人を死亡させた罪」。このうち殺人や強盗殺人など、法定刑に死刑を含む罪については時効を廃止する。また、強姦(ごうかん)致死など無期懲役を含む罪は15年から30年▽傷害致死や危険運転致死罪は10年から20年――など、一部の罪を除いて現行の時効の期間を2倍にする。 改正法は、施行された時点で時効が完成していない事件についても適用される。殺人
「エコ偽善」の歴史は、たぶん恐ろしく古い。石器時代の人々も野生動物への愛を口にしながら、平気で狩猟に出掛けていたに違いない。だがいくら歴史は長くても、人がなぜ「エコ偽善」に陥るかはよく分かっていなかった。 もちろん、人間の習性による部分は大きい。例えば言行不一致(相乗り通勤はいいアイデアだと言いながら、オフロード車を乗り回す)や、例外主義(ジェット機は環境に悪いが、自分が気候変動会議に出席するため自家用機で乗り付けるのは構わない)といったことだ。しかしエコ偽善がこれほどはびこる裏には、もっと大きな理由がありそうだ。 有機食品や省エネ電球を買うと、人は善行をした気分になる。その道徳的満足感こそが、エコ偽善の原因になっている可能性がある。 新しく登場した「代償的道徳」説によれば、人間には自分の品位にふさわしいと考える「道徳レベル」を一定に調整する感覚が備わっている。いくつかの善行でそのレベルに
つぶやきはどう死ぬのか。素早く、静かに、死ぬ。ツイッター利用者なら誰でも知っているだろうが、この延々と流れ続ける「ツイート・ストリーム」は寿命が短い。どんなメッセージも数時間で賞味期限が切れてしまう。 そんな状況が4月14日に一変した。米議会図書館がすべての公開ツイートを保存すると(もちろんツイッターを通じて)発表したのだ。そう、すべてのつぶやきだ。あなたの義姉が朝食に作ったブリトーについての退屈なレビューも、俳優ジョン・ラロケットによる140字の音詩も、すべて後世のために保存されることになった。 これは、ほとんどすべての人にとって朗報だろう。ツイッター社にとっては勝利だ。ライバルを出し抜いて正統性のお墨付きを得たのだから。議会図書館にとってはPRの大成功だ。偏狭な官僚機構がデジタル時代に適応できることを世界に示したのだから。 そして何より、研究者や歴史家にとっては強力な道具になる。ツイー
「一人暮らし」あるある募集中だよ~初めて一人暮らしをはじめたひとも、そうでない人も、どんどんつぶやいてね~。
ハイチ、チリ、インドネシア、中国──2010年は大地震の当たり年に思えるが、増えているのは地震の数ではない 4月14日、中国青海省でマグニチュード(M)6・9の地震が発生。15日朝の時点で死者は600人以上、負傷者は1万人に上ると推定される。その1週間前には、インドネシアのスマトラ島北西部でM7・7、さらに2日前にはメキシコ北西部のバハカリフォルニア州でM7・2の地震があったばかりだ。 それだけではない。2月末にはチリでM8・8の大地震が発生したし、1月にハイチを襲ったM7・0の地震では、23万人近くが犠牲になった。 大災害がこれだけ続くと、いよいよ世界の終焉かという気がしてくる。そうでないとしても、2010年が地震の「当たり年」であることは確かなように思える。 だが、専門家に言わせれば、そうでもないらしい。米地質調査所(USGS)などの専門家は、地震が頻発しているのではなく、地震への関心
“2010年最大の新人”と称されるシンガー、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)。米ビルボードのアルバム・チャートで初登場1位に輝いた彼のニュー・アルバム『マイ・ワールド2.0』の2週目の売り上げが、初週売り上げの28万3千枚を上回り、29万1千枚を記録(4月17日付)! 初登場で1位を記録したアルバムが翌週に売り上げ枚数を伸ばすことは、昨今のマーケット事情を顧みると、非常に難しくかつ珍しいこと。ザ・ビートルズ『1』(2000年)以来、およそ10年ぶりの快挙を成し遂げました。 2週目に売り上げを伸ばしていたものの、『マイ・ワールド2.0』は、ビルボードのアルバム・チャート「Billboard 200」(4月17日付)にて前週の1位から2位へダウン。1位には、ジャスティン・ビーバーのデビューに深く関わった“師匠”とも言えるアッシャーの新作が入っており、いわば“師弟関係”にある
ソーラーパワーで飛ぶ飛行機「Solar Impulse」が4月7日、初めての飛行実験に成功し、高度1200メートルに到達した。 Solar Impulseはスイスの冒険家ベルトラン・ピカール氏が、「太陽光エネルギーで飛ぶ飛行機で世界一周」を目指すプロジェクトの下で開発した。 7日にパイエルヌ空軍基地で行われた実験では、Solar Impulseの試作機をテストパイロットのマーカス・シャーデル氏が操縦。高度1200メートルに達し、87分間飛行して着陸した。試作機は翼幅63メートル、重さ1.6トン。機体に取り付けたソーラーパネルで太陽光エネルギーを集める。 2012年の世界一周に向けて、今後は夜間も含めた飛行実験を行うという。
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