ロボット技術を手掛ける米UGOBEは今週、DEMOカンファレンスでAIBOのような自律型ロボットを発表した。このロボットの開発は、ファービーを発明したケーレブ・チュン氏が主導している。 同社の自律型ロボット「Pleo」は恐竜型で、生後1週間のカマラサウルスをモデルにしている。全身に約40個のセンサー(赤外線センサーや音声センサー含む)を搭載し、リモコンなしで「飼い主」や周囲の環境に対応できると同社は説明している。 UGOBEの「Life Form Operating System」により、Pleoはセンサーからの情報と高度な行動プラットフォームを使って、自主的に動き、動きや音によって「怒り」「退屈」「喜び」などの感情を表す。自身や周囲の環境を認識し、時間が経つにつれ行動が進化していくという。 Pleoは2006年第3四半期に発売される予定で、メーカー希望小売価格は199ドル。