中国、韓国、世界で仕事をしてきたビジネスマンが読み解く時事問題。外国人とのビジネスで知った彼らの本質、政治家や評論家には見えない視点で迫ります。 今日も中国論の深みにはまってみたいと思います。 過去ブログで数回アジア論に触れ、その中でヤオハンの和田和夫氏の 失敗は大陸で育った中国人とアジアで活躍している華人を同じに見て しまったことだと言いました。 全盛期の和田氏は常々「日本は中国にさんざん迷惑をかけたのに,中国 は戦後日本に賠償を求めなかったその恩返しをする」と言う大義名分に 自ら酔って果敢に中国に進出、結果中国に潰されてしまいました。 今日は和田氏の勘違いを分析することによって中国人の実像を考えて みたいと思います。 アジアで活躍している華人や華商の中に中国語で話すより、現地語や 英語でしゃべるほうが得意の人たちが多く存在しています。つまり 三世や四世の中国人です。当然そうなると思考は