東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は19日、五輪開会式で楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾氏(52)の辞任を発表した。組織委の武藤敏郎事務総長は記者会見で、「小山田氏の楽曲は使用しない」と説明。小山田氏の担当は冒頭の4分程度と明らかにした上で「3、4月ごろにお願いしたと承っている。開…
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が東京五輪に合わせて来日する方向で調整していることが分かった。菅義偉首相がテドロス氏と会談し、東京五輪・パラリンピックでの新型コロナウイルスの感染防止対策を巡り協議する。複数の政府関係者が19日、明らかにした。 テドロス事務局長の来日が実現すれば、2019年6月の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)以来となる。WHOは東京五輪に向け、感染防止対策を国際オリンピック委員会(IOC)などに助言している。 会談は22~24日の間で実施される予定。茂木敏充外相も23日にテドロス氏と会談する方向で検討されている。
東京オリンピックの開会式に作曲担当として参加している小山田圭吾氏が、辞任する意向を明らかにしました。背景には、政権幹部の強い危機感がありました。 小山田氏が過去に同級生や障害者をいじめていたなどと、雑誌のインタビューで発言していたことを政権幹部らが把握したのは、数日前のことでした。 ある政権幹部は「いじめの内容がひどすぎる。多様性や人権を重視するオリンピック憲章にも反するし、このまま残すわけにはいかない」と語るなど、辞任は不可避との認識を示していました。 一方、組織委員会側は「いま、辞任をさせたら開会式に間に合わない。謝罪文で十分ではないか」と難色を示したということです。この間、政府と組織委員会で水面下で調整が進められていましたが、ある政府関係者は19日夜、「菅総理をはじめとする官邸の拒否反応が強く、最終的には組織委員会側が折れた」と話しました。 表向きは小山田氏が自ら辞任を申し出ましたが
東京五輪開会式の楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾さんが過去の雑誌インタビューで告白した学生時代のいじめを理由に辞任を申し出た問題で、東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日夜、「辞意を受け入れる」と発表した。午後10時ごろから取材対応した武藤敏郎事務総長は、小山田さんの楽曲について「(4日後の)開会式で使用しない」と明らかにした。小山田さんがパラリンピックの開会式にも関わる予定だったことも公表し、「当然、パラからも手を引く」と説明した。 発表では、組織委がいったん、小山田さんの留任を表明したことについて、誤った判断であると考えるに至ったと説明。「この間、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪した。 武藤事務総長は、小山田さんの担当が開会式のオープニングの4分間程度の音楽だったと説明した。問題発覚後にも留任した経緯では、小山田さんの謝
衆議院の細野豪志議員(49)が19日、ツイッターを更新し23日の東京五輪の開会式(23日)に向けての複雑な思いをつぶやいた。 【写真】小山田との"三角関係"が噂された元アイドル 開会式では過去のいじめ問題で炎上している小山田圭吾が音楽を担当していることが問題視されている。細野議員は「東京オリンピックの成功を心から願う」とした上で「ただ少年時代に障害を持つ友だちと遊んだ思い出があり、どうしてもスルーできない。私には他人の過去を責める資格はないが、小山田圭吾氏の楽曲が流れるなら開会式を見る気持ちにならならない」と自身の過去の経験から小山田の行為は容認できないとつづった。 続けて「パラリンピックについては他の人に楽曲の依頼を考えてもらいたい」と訴えた。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は19日、4日後に迫る五輪の開会式で楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾氏(52)の辞任を発表した。同級生をいじめていたとする過去のインタビューなど一連の騒動を受けて小山田氏から辞任の申し出があった。組織委は小山田氏に続投を求めていたが、批判の高まりを受けて一転、「誤った判断」として受け入れた。 小山田氏はツイッターで「私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております。組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」とつづった。
小山田圭吾氏(コーネリアス)の過去の「いじめ」が大問題になっている。 ネット上のソーシャルメディアでは、大大大炎上、大問題となっているのに、政治家や一般社会の動きは鈍いように見える。一部のテレビ番組で扱っている程度だ。 まるでネット空間(特にツイッター)だけで大騒ぎをしているみたいだ。これほど重要な、国の体面に関わる問題なのに。なぜだろうか。 私はその原因は「報道が、どこまで小山田氏が過去に行ったいじめの内容を、詳細に報道しているか否か」が大きいと思う。 「未成年の頃(障がい者を)いじめた」という情報しか知らない人が、「数十年も昔のことなんでしょう?」と関心をもたないのは、起こりうることである。 この現象が起きるのは、二つの断絶に原因があると思う。 一つ目は、国内の断絶。 二つ目は、日本と海外のメディアの断絶である。 これを書いているのは、月曜日未明なので、月曜日からは状況は変わるかもしれ
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)が19日、メインプレスセンター(MPC)で会見し、過去に「いじめ告白」した開閉会式の音楽制作を手掛ける小山田圭吾氏(52)は留任するとあらためて強調した。 【写真】問題の発言が掲載された95年8月号の「クイック・ジャパン」 国内外から小山田氏について「適任ではないのでは」と批判が相次いでいる。高谷SPは「ご本人が発言について後悔して反省しておられると、おわび文を掲出した。我々は現在は高い倫理観を持って創作活動するクリエーターと考えている。開会式準備における貢献は大きなもの」と説明した。 この日、加藤勝信官房長官が会見で、小山田氏の件について「組織委で適切に対応を取っていくことが必要だ」と発言したことについては「承知していない」とした。
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)が19日、メインプレスセンター(MPC)で会見し、過去に「いじめ告白」した開閉会式の音楽制作を手掛ける小山田圭吾氏(52)は留任するとあらためて強調した。 国内外から小山田氏について「適任ではないのでは」と批判が相次いでいる。高谷SPは「ご本人が発言について後悔して反省しておられると、おわび文を掲出した。我々は現在は高い倫理観を持って創作活動するクリエーターと考えている。開会式準備における貢献は大きなもの」と説明した。 この日、加藤勝信官房長官が会見で、小山田氏の件について「組織委で適切に対応を取っていくことが必要だ」と発言したことについては「承知していない」とした。
米主要メディアも報道小山田圭吾氏が過去に行ったいじめ、虐待告白について、アメリカの主要メディアも次々に報じた。 APスポーツ、ワシントンポスト、ABCニュースは17日「Japanese composer for Tokyo Olympics apologizes for abuse」(東京オリンピックの日本人作曲家が虐待を謝罪)と報じた。 これらの記事を書いたAPのYuri Kageyama記者は、小山田氏について「東京オリンピックの開会式で使われる楽曲の日本人作曲家」「コーネリアスの名でもよく知られるロックミュージシャン」と紹介した。そして、小山田氏が過去に行った障害を持つ同級生へのいじめ、1990年代の雑誌インタビューでの詳細ないじめ自慢、それに対する今回の謝罪、ソーシャルメディアで起こっている辞任要求などを淡々と説明している。 過去に行った問題行動であろうと、多様性と調和の実現を目指
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