携帯電話各社が11日発表した11年12月の携帯電話契約数によると、携帯会社を替えても同じ番号が使える「番号継続制」での転出入数で、KDDI(au))が5万5400件の転入超で首位だった。アイフォーン4Sが発売された同年10月にauが6万8700件の転入超で2年2カ月ぶりに首位にたち、11月、12月と首位を保った。 一方、新規契約から解約を差し引いた純増数では、NTTドコモが42万9900件で21カ月ぶりに1位になった。2位はソフトバンクで37万7300件、3位はKDDIで29万4300件。首位になった理由について、NTTドコモは「高速通信のLTE『Xi(クロッシィ)』の販売キャンペーンのほか、昨年12月17日に発売された新型携帯ゲーム機『プレイステーション(PS)ヴィータ』に付属するプリペイドデータプランの契約(約20万件)が貢献したため」としている。