岡田斗司夫ゼミ9月号、今回は世間で話題になっている大ニュース、“宮崎駿引退問題”をやってみたいと思います。 コメントは拾っていく予定ですけど、今回はどうなるかわからないので。余裕がある時はコメント拾えますけど、余裕がなくなると見られなくなるのでですね――
岡田斗司夫ゼミ9月号、今回は世間で話題になっている大ニュース、“宮崎駿引退問題”をやってみたいと思います。 コメントは拾っていく予定ですけど、今回はどうなるかわからないので。余裕がある時はコメント拾えますけど、余裕がなくなると見られなくなるのでですね――
何が最高傑作なのかというとですね、音も映像も素晴らしい。主人公たちの愛に涙しました。・・・なんて事はまるっきり思わないんですよ!」
『風立ちぬ』を見た僕らの感動は何かというと罪悪感。自分の中にも同じような自分勝手な二郎がいるから。だから感動するんです。自分勝手な奈緒子もいるんです。 そういう「恐ろしい映画」であるなあ、と思って2回目見に行って欲しいですね。1回目感動して、感動が何か分からなかった人はある種残酷で恐ろしくて美しい映画。美しいということは残酷なんです。 『風立ちぬ』について、「賛否というより僕自身がよく分からないので、いろんなみなさん、先生方のお話を伺いながら自分なりの映画の見方、この映画から何を受け取るかという答えを見つける」という毎日新聞記者がオタキング事務所に来訪。岡田斗司夫がこの記者のインタビューに答えながら『風立ちぬ』をふまえて、アニメの見方から創作の根源まであつく語った。
宮崎駿の『風立ちぬ』を見ました。かなり驚いたので、感想を書きたいと思います。いわゆる”ネタバレ”がありますので、まだ見てない方は読まれない方が良いと思います。映画を見たこと前提に書きますので、まだの方には意味がわかりにくいかもしれません。 「えっ、本当に?」というのが、『風立ちぬ』を見た僕の最初の感想でした。なんとなく美しい話として見てしまう物語の基底が、圧倒的に残酷で、これまでの宮崎映画とは次元がまったく異なっています。 そして、たぶんこの残酷さが宮崎駿の本音なのだと思います。今回、宮崎駿は今までよりも正直に映画を作りました。それは長い付き合いで、今回主人公の声を担当した庵野秀明も言っていることなので間違いありません。何より、庵野秀明が主人公役に抜擢されたこと自体が「正直に作った」という意思表示です。庵野さんに対する宮崎監督の評価は始終一環して「正直」というものだからです。今回も「庵野は
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