新築マンションの販売状況に関して興味深い記事があった。 「新築の9割売れ残り?人気エリアでもマンションが売れないワケ」 住宅ジャーナリストの方が言うには、竣工(完成)までに完売にいたらないマンションは都心部でも9割以上だという。郊外エリアや千葉・埼玉・神奈川にいたっては完成から1年以上経っても販売を続けている物件まであると説明している(具体的な物件名も挙げられているので、詳しくは上記記事を参考)。特に顕著な例として挙げられているのが本来人気エリアである川崎市だ。原因は単純で数百から1000戸を超える大型マンションが相次いで販売され、マンションが大量供給されたせいだという。 日本でもコンパクトシティ(土地利用の拡大を制限して効率的な街づくりを目指す考え方)という発想はある程度浸透し始めているが、住んでいる地域によって公的なインフラはもちろん、お店・病院の数や距離など、ざっくりといってしま