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2011年8月29日のブックマーク (1件)

  • 意思決定において意見の不一致こそが問題への理解を促す

    3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言 マネジメントの父と称されたドラッカーの残した膨大な著作。世界最高の経営学者であったドラッカーの著作群の中から、そのエッセンスを紹介する。 バックナンバー一覧 「成果をあげる者は、意図的に意見の不一致をつくりあげる。そのようにして、もっともらしいが間違っている意見や、不完全な意見によってだまされることを防ぐ」(ドラッカー名著集(1)『経営者の条件』) ドラッカーは、意思決定の過程では意見の不一致が必要だという。理由は三つある。 第一に、組織の囚人になることを防ぐためである。組織では、あらゆる者が、あらゆる決定から何かを得ようとする。特別のものを欲し、善意の下に、都合のよい決定を得ようとする。 そのようなことでは、小さな利害だけで決定が行なわれる。問題の理解抜きでのそのような決定の仕方は、きわめて危険である。 第二に、選択肢、つまり代案を得るため