架空のMMORPG「The World」を舞台として、オンラインゲームをモチーフとして描いた『.hack』シリーズ。記念すべき1作目となる『.hack//感染拡大 Vol.1』が2002年に登場し、シリーズに名を連なるタイトル群は今なお多くのユーザーを虜としています。 その活躍の場はアニメや漫画、小説などの多岐に渡り、様々な手法で『.hack』の魅力が描かれてきました。ゲームだけに絞ってみても、初代の『.hack』シリーズ、一見クールな熱血漢であるハセヲの物語を綴る『.hack//G.U.』シリーズ、PSPでリリースされた『.hack//Link』に、今もサービスが展開されている『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』など、歩んだ年月に相応しい歴史を積み上げています。 この中でも『.hack//G.U.』は、シリーズファンから特に大きな人気を集めており、本シリーズ発表から10年が経った今でも

“マチアソビ”会場で、サイバーコネクトツーのキーマンふたりにロングインタビュー！ 2015年5月3日～5日の3日間、徳島県で開催されたイベント“マチ★アソビ”。その会場で、サイバーコネクトツーの代表取締役社長・松山洋氏（文中は松山）と、取締役副社長・宮崎太一郎氏（文中は宮崎）に直撃インタビューを敢行。話題は“マチ★アソビ”の感想から始まって、気になる“あの広告”の話にまで広がった。本記事では、そのインタビューの模様を、2部構成の記事でお届けする。 第1部サイバーコネクトツーはなぜ“マチアソビ”に参加し続けるのか？ ――今日は大きく分けて、ふたつのテーマについてお話を伺いたいと思います。ひとつは、この“マチ★アソビ”についてのお話。もうひとつは、サイバーコネクトツーという会社のことを知るためのヒントを、おふたりから語っていただければと思います。 松山　お手柔らかにお願いします。つい、しゃべり

TOP 特集 サイバーコネクトツーがフォトリアルに挑戦！？ 設立20 周年目の「新挑戦。」に込められた想いとは。松山 洋社長を直撃インタビュー！ 2015/04/24 サイバーコネクトツーがフォトリアルに挑戦！？ 設立20 周年目の「新挑戦。」に込められた想いとは。 松山 洋社長を直撃インタビュー！ 設立20周年目に突入した株式会社サイバーコネクトツー（以下、CC2）の求人広告が、CGWORLD200号に掲載された。 CGWORLD 200号（2015年3月10日発売）に掲載された同社求人広告 ひときわ目を引く「新挑戦。」の文字と、その周囲を取り囲む「Unreal Engine 4」「物理ベースレンダリング」「フォトリアル」「RPG」「新規プロジェクト」などのキーワードを見て、多くの人が意表を突かれた。『ＮＡＲＵＴＯ－ナルト－　ナルティメット』シリーズなどの超アニメ表現で知られるCC2がフ

──本日はよろしくお願いします。まずは、『テイルコンチェルト』に関してお聞かせください。お二人はそれぞれ、当時どのような立場で本作に関わったのでしょうか。 松山氏：当時の私は社長ではなく、サイバーコネクトという会社もまだ立ち上がったばかりでした。最初は10人、1年半の開発期間の中で最終的に13人に増えましたが、その中で私はいちアーティストとして背景グラフィック全般を担当していました。また、会社やチームを代表し、本作のクライアントだったバンダイさんとミーティングを行うといった営業的なこともやっていました。 ──当時から幅広く動かれていたんですね。 松山氏：笑い話なんですけど、当時の名刺には「グラフィックデザイナー/営業」って書いてありましたからね（笑）。 ──その兼任は、かなり珍しい気がします（笑）。 松山氏：そして（創設メンバーでもある）新里はチームリーダーであり、ディレクターも務めました

～前回のあらすじ～ サイバーコネクトツー福岡本社に 突如として現れた仮面の男。 それは神風動画代表の水崎レフリーだった。 中間査察にと作品を見るも反応は希薄。 焦るCC2松山は博多名物・水炊きを振舞うが……。 http://www.cc2.co.jp/blog/?p=12770 アニメーター達の協力を得て、アフレコも終わり、 なんとなく一段落しかける監督岩里に忍び寄る影が…… カラ―岩里「なんとか、形にはなったな。 あとは編集するだけや。ふう・・・」 ザッ カラ―岩里「ふふーん♪いやぁ終わりみえたなー」 ザッ　ザッ カラ―岩里「今日は帰っとくかな..」 ザッ　ザッ　ザッ カラ―岩里「ふふふふーん♪」 水崎レフリー「それ出来てるの？」 カラ―岩里「え！」 水崎レフリー「中間査察に来ました！」 カラ―岩里「み、水炊レ、レフリー！？」 水崎レフリー「水炊？」 カラ―岩里「いえ、この前CC2さんで

～前回のあらすじ～ アフレコ収録のため福岡にやってきたスタジオカラー岩里監督。 無事に収録を終えるも、なぜかそのままラーメン対決が勃発！ 2軒のハシゴの末、CC2竹下監督を下し、カラー岩里監督が 見事ラーメン対決に勝利した。 http://www.cc2.co.jp/blog/?p=12729 カラー岩里監督が帰ったあと、 サイバーコネクトツー福岡本社に忍びよる怪しい影が… ???「こんにちは。レフリーですが、松山さんいますか？」 松山「はい居ますけどなにか？」 ???「神風動画の水崎です。中間査察に来ました。」 ※神風動画　水崎さんは今回の動画対決のレフリーを務めている。 松山「み、水崎さん…！？わざわざ東京から福岡まで来たんですか？しかも、その格好で？！」 （中間査察とか聞いてないけど…？！） 松山「立ち話もなんなので、とりえずお入りください！」 松山「たーけーしーたー！水崎さん来られ

～前回のあらすじ～ CC2側の絵コンテを見て驚愕するカラー岩里監督。 頭を抱える彼のもとに集ったのは、 カラーの強力な仲間たちだった。 闘争心の固まりとなった岩里監督は、 勢いそのままにCC2福岡総本山を目指すのだった…… http://www.cc2.co.jp/blog/?p=12701 ・・・・・・ ・・・ さっそく スタジオカラー岩里監督が福岡に乗り込んできた!! 迎え撃つサイバーコネクトツー監督竹下たち！ 場所は「福岡スクールオブミュージック＆ダンス専門学校」!! （略してFSM） 今回は、このFSMレコーディングスタジオを借り、 同校の学生さんたち協力のもと、 CCチュウたちのアフレコ収録を行うのだ！ 【FSMレコーディングスタジオ】 学生のみんな「本日はよろしくお願いします！！」 監督や演出家を前に、緊張気味の学生たち。 カラー岩里「はい、じゃあよろしくお願いしまーす！」 息

～前回のあらすじ～ 絵コンテを修正し、なんとか代表松山のチェックをクリアした サイバーコネクトツー監督竹下。 尺の規定に悩まされるも、 名案と称して「尺の基準を伸ばす」という暴挙に出る。 「スタジオカラーも理解してくれる」と豪語するが…… http://www.cc2.co.jp/blog/?p=12644 ・・・・・・ ・・・ ・・ 怒濤のCC2コンテがUP したと露知らず 黙々と作業を進めるカラー岩里にとうとうコンテが届く 岩里「なんとか、形にはなったな。 あとはつめていくだけや。ふう・・・」 半澤「岩里さん、CC2さんのコンテ届きました。」 岩里「ほう、どれどれ… 尺入ってへんぞ？」 岩里「何や！このコンテ！　何枚有んねん！」 岩里「１００CUT越えとるやないか！ １分やぞ！CUT 0.5秒ってぇええ！」 岩里「規定尺に納まるわけないやろがぁぁあ！」 岩里「ないやろがぁぁあ！CC2!

ゲーム制作会社 サイバーコネクトツー 松山洋の「絶望禁止」ブログ福岡に本社を置くゲーム制作会社 サイバーコネクトツー 代表取締役 松山洋の公式ブログです。 定期的に最新の“思っていること”や弊社で刊行した書籍に掲載したコラムのアーカイブを掲載していきます。 ※写真はイメージです。 ヒゲ 『午後からよろしくお願いします。』 松山 『……？？？……何が？』 ヒゲ 『え？いや、来客ですよ。』 松山 『来客？……？ん？……どちら様……だっけ？』 ヒゲ 『いやいや（笑）。言ったじゃないすか！？瓶子さんッスよ！』 松山 『…………瓶子さん！！！？？？』 『え！？スタジオカラーの！？』 ヒゲ 『そうっすよ、カラーの瓶子さん、いらっしゃいますので。』 松山 『……なんで？』 ヒゲ 『（オイお前いいかげんにしろよ）言ったじゃないすか！？』 『……カラーとの“対決動画”の件ですよ？』 松山 『…………。……な

～前回のあらすじ～ サイバーコネクトツー制作チームの絵コンテを確認した松山は、 その出来に満足できず、監督竹下にやり直しを命じた。 時を同じくしてスタジオカラーからの最新動画コンテが到着。 そのクオリティの高さに絶望しつつも、 「何とかする」ことを誓う監督竹下であった。 http://www.cc2.co.jp/blog/?p=12598 竹下「うおおおおぉぉぉ！！！ なんとかしなきゃ！なんとかしなきゃ！！」 竹下「だめだーーー！！！降りて来い！絵コンテの神よ！！」 竹下「………はい、降りてこなーーーい！！！！」 竹下「アレさえできれば、形になるのになぁ…」 竹下「でも、このコンセプトを実現するのは、 ひとりじゃ無理だ・・・」 竹下「もっと仲間がいれば作れるのにーー！！ ええい！かくなるうえは、調達だッ！！！」 竹下「このアイディアを実現したいんだよ！たすけてー！！」 竹下「お願いします！

～前回のあらすじ～ 対決が決まった挨拶のため、 スタジオカラーを訪れたCC2松山だったが、 カラー岩里氏による仮組映像の出来栄えを目の当たりにし、 強気に応戦するも、いてもたってもいられず 福岡本社に急ぎ戻るのであった……。 http://www.cc2.co.jp/blog/?p=12543 【サイバーコネクトツー福岡本社エントランス】 松山「うぉおおおおああああーーーーー！！！」 松山「たぁぁぁーーけぇぇぇーーーーー！！！」 松山「しぃぃーーーーー！！！」 松山「たぁぁぁーーーーーー！！！」 松山「竹下ぁぁぁーーーーーー！！！！」 松山「おぅぅらぁあ竹下ぁぁぁーーーーーー！！！！」 松山「どうなっとんじゃぁぁぁーーーーーー！！！！」 松山「うちの進捗どうなっとんじゃぁぁぁーーーーーー！！！！」 竹下「絵コンテできてますよ！！ほら！！」 松山「あるやないかッ！！こういうのははよ見せい！！

11/23（日）CGWORLD2014クリエイティブカンファレンスにて スタジオカラーVSサイバーコネクトツー ガチンコ！アニメーション対決が決定！！ ということで… 都内某所にやってきた、サイバーコネクトツー松山洋… 「これから、殴りこみご挨拶に行ってきます！」 「ここがどこかって？」 「もちろん、スタジオカラーですよ！！」 ・・・・・・・ ・・・・ 「頼もうッ！！」（セイセイ！） （すんなり応接室に通される松山） ぴろし「へぇ～　和室なのねー」 瓶子「ちょいちょい・・・なにくつろいでんの？」 対戦相手のスタジオカラー瓶子さん、 そして、レフリーを務める神風動画代表の水崎さん現る！ ぴろし「はあ？！べつにくつろいでへんわーー！！！」 瓶子「気ぬいた顔してただろーー！！！」 水崎「早いよ！！挨拶ぐらいしなよ！！」 ぴろし「はぁはぁ…まあええわ…とりあえず、アニメーション対決お願いしますよ」

今回チャレンジする「火の特訓！初級」は火属性の敵が多く出現するクエスト。水属性の土方歳三、アリスが有効キャラクターとなる。松山社長はまず土方歳三を使い、１ウェーブ目をサクッと攻略。 2ウェーブ目はアリスで「はにわUFO」から大量のスキルリソースをGET。3ウェーブ目への段取り作りも忘れない。しかし敵のショットを避けきれず、「はにわUFO」を撃破することは叶わなかった。防御力の高い「たまご」はオロチのホーミングショットや忍者の連射弾数で押し切って、時間をかけつつ撃破。 3ウェーブ目はアリスで雑魚エネミーを一掃、あっという間に敵は残り2体に！これは余裕のクリアか…と思いきや、「たまご」からの直線攻撃をまともに食らってしまった！焦る松山社長、ここで公認されしCCチュウのスキル「シーシー！」を発動。強烈な無属性の攻撃で「たまご」を撃破することに成功した！しかし「シーシー！」はボスにはまったく効かず

『フルボッコヒーローズX』にインサイドちゃん（仮）を出演させたい…！その一心でサイバーコネクトツー（CC2)東京スタジオへ赴いたインサイドデスク・マロン栗本。そこに松山洋社長が登場！「私を倒したら願いを叶えよう…」　こうして松山氏とマロン栗本が『フルボッコヒーローズX』で真剣勝負をすることになった。マロン栗本が勝ったらインサイドちゃん(仮)がゲームに登場する！…かもしれない！？ ■勝負の条件 ・「特訓！CCチュウコラボ！」初級クエストで勝負！ ・同じデッキを使い、どちらが先にクリアできるかタイムアタックで勝敗を決める！ 今回の対決のステージとして指定されたのは、まさしくCCチュウちゃんが初登場したコラボクエスト！ ※イベントは現在終了しております。 勝負当日までデッキの内容はわからない。多くのキャラクターの特性・技を把握し、どんなデッキが組まれても柔軟に対応できるようにしなければ。早速マロ

それはある日のできごと。インサイドデスク“マロン栗本”は、サイバーコネクトツー（ＣＣ2）の社長非公認マスコットキャラ・CCチュウちゃんのツイッターをなにげなく閲覧していた。するとそこには、『フルボッコヒーローズX』とコラボする旨の書き込みがあるではないか…！？ (=´△｀=)ノ ただいま「フルボッコヒーローズX」に参戦中だぬー！コラボイベントをクリアしてネズミかわいいCCチュウユニットを手に入れよう！クエストも簡単なのぬー！今から始めても大丈夫！ #フルボッコヒーローズ #CCチュウ pic.twitter.com/aOPTRRqjq7 CCチュウ＠フルボッコヒーローズX出演中 (@chu_cc2) 2014, 9月 15 サイバーコネクトツーの非公認マスコットキャラとしてツイッターを通じて誕生したキャラクター。師匠である「CCシショウ」（画像右）に憧れ、格好まで真似てしまった。一応、ネズ

2014年10月11日から12日の2日間にわたり、徳島県徳島市にて開催された“マチ★アソビ vol.13”クライマックスラン。同11日にはufotable CINEMAのエントランスにて、タレントのアメリカザリガニ平井善之さんとサイバーコネクトツー代表取締役・松山洋氏による“アメザリ平井×CC2松山洋のゲームライブinマチ★アソビ”が実施された。 同イベントは、松山氏と平井さんがゲーム対決をしながら、観客にゲームの楽しさを伝えていくというもの。まずは、サイバーコネクトツーが開発したプレイステーション3&Xbox 360用ソフト『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームレボリューション』で対決。平井さんが最近イチ押しという大塚製薬の“ポカリスエット”を取り出すと、「ゲームと言えばポカリスでしょ！」とドヤ顔。大塚製薬といえば徳島県鳴門市で創立されているため、ホームである徳島でアピ

ここまでしゃべっていいの！？パシフィコ横浜で開催されているゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC2014。サービス開始前からガチャを利用できる、“フライングゲットガチャ”を発明した『フルボッコヒーローズ』。その開発・運営を行っているサイバーコネクトツー、ドリコムが、“フライングゲットガチャ”の誕生秘話、異業種協業体制について語った。

グッズ物販や資料展示にファンが殺到 2014年8月17日、東京の秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部にて、サイバーコネクトツーが“CC2 サマーキャンペーン 2014”を開催した。これは同社の夏恒例のイベントで、当日会場ではグッズの物販や設定資料の展示がなされたほか、サイバーコネクトツー代表取締役の松山洋氏とバンダイナムコゲームスのクリエイターによるスペシャルトークショーも行われた。さっそくその模様をレポートしよう。 会場には、100名前後のファンが来場。まずは物販整理券が配られ、あっという間に物販コーナーは長蛇の列に。売り場には『.hack』シリーズ、『ギルティドラゴン罪竜と八つの呪い』、『Solatorobo それからCODAへ』などの商品を中心に20種類以上が並び、たいへんな賑わいを見せていた。 また展示コーナーには、『テイルコンチェルト』設定資料、切り絵画家・佐藤敦弘氏の切り絵作品、『

大型オリジナルタイトルも準備中？　ギリギリトークが炸裂したサイバーコネクトツー主催のスペシャルトークイベントをレポート ライター：御簾納直彦 2014年8月17日，東京都内にある秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部にて，サイバーコネクトツー主催のトークイベントが行われた。 当日は，サイバーコネクトツーの松山 洋氏が，バンダイナムコゲームスの原田勝弘氏と内山大輔氏を招いてトークを展開。3人のエピソードトークを中心に，さまざまな話題で会場を盛り上げていた。本稿ではその中から，とくに印象深かったものをピックアップしてお届けしていこう。 最初に語られたのは，内山氏の経歴だ。内山氏はメディアに登場することが少ないため，その経歴についてはあまり知られていない。しかし同氏は，PlayStationで発売された「ドラゴンボール Z Ultimate Battle 22」や「北斗の拳 世紀末救世主伝説」を始め，