61年前の今日、昭和20年8月6日、午前8時15分、広島に原爆を落とされた。エノラ・ゲイ(B29)から落とされたリトル・ボーイ(原爆)は、現在の原爆ドームの上空、約600m地点で爆発し、半径2kmの建物をすべて破壊し、14万人の罪もない人たちを焼き殺した。そして、その後の放射能被害による死者も入れると、20万人以上の人たちが殺された。たった1発の爆弾が、20万人以上の人たちの命を奪ったのだ。 そして、3日後の8月9日、午前11時2分には、今度は長崎に原爆を落とされた。ボックス・カー(B29)から落とされたファット・マン(原爆)は、広島に落とされたウラン爆弾よりも強力な、プルトニウム爆弾だった。しかし、平地だった広島と違って、谷になっている長崎は、地形的に爆風が広範囲には広がらなかった。それでも、7万人もの人たちが殺され、その後の死者も入れると、15万人もの人たちが殺されたのだ。そして、も