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2010年4月9日のブックマーク (2件)

  • “新しいマネー”の深すぎる世界:日経ビジネスオンライン

    えも言われぬ魅力を湛えた、この物語の主人公は、スティーブン・ブラッドレー。東洋の文化にも日人以上に造詣が深く、しかも優雅な独身。BBC(英国放送協会)の東京特派員だが、実は英国秘密情報部の気鋭のインテリジェント・オフィサーでもある。 ブラッドレーとアメリカ人の盟友マイケル・コリンズのコンビが、精巧な北朝鮮製の偽ドル札を追い詰め、国際政治の闇を衝いた『ウルトラ・ダラー』(新潮社)は、大ベストセラーとなった。 前作の姉妹篇に当たるのが最新作『スギハラ・ダラー』。今回もスティーブンとマイケルの名コンビが奇略縦横の活躍を見せ、「インテリジェンスのわざとは何か」を存分に見せてくれる。 今回の作品のテーマは、現代社会を動かすマネー。その淵源は、第2次世界大戦の際、杉原千畝が外務省の訓令に抗して発給した「命のビザ」で救われた或る「スギハラ・サバイバル」の物語から始まる。彼がアメリカに逃れて、創りだした

    “新しいマネー”の深すぎる世界:日経ビジネスオンライン
    noisetank
    noisetank 2010/04/09
  • ファンタジーの「子ども」では夢は見られない:日経ビジネスオンライン

    「子供」は、面倒くさい。 気を使わなければならないから。 転ばせないように、手加減をしてマッチアップしないと、怪我をさせてしまう。 そう。子供たち自身と、その親と、彼らの権利を代表する人々や機関のすべてに、万事遺漏無く気を配ってかからないと、必ず面倒なことになる。 だから、子供について原稿を書く時、私は、ちょっと神経質になる。 たとえば、ヒグマは、通常の状態であれば、人間にとって致命的に危険な生き物ではない。 が、子供を連れた母熊は、非常に物騒な動物になる。 人間の世界でも事情はそんなに変わらない。子供を盾に何かを言ってくる人々は、正直なコラムニストにとっては、天敵だ。 「子供にどう説明したら良いのでしょうか?」 「子供たちの夢を壊さぬように、大人である私たちは、当然の責任として……」 と、この人たちは、クレームをつけるに当たって、人の名においてそれをせずに、子供の弱さやいたいけさをタマ

    ファンタジーの「子ども」では夢は見られない:日経ビジネスオンライン